第1回 韓国チンターマニ埋設ミッション報告  2017/3/1~3/9

済州島から始まって、8日間、10個所に埋設したそうです。 海月亭(ヘオルチョン)という満月が大きく美しく見えるデートスポットの近くで最後のミッションを終えました。

(現地からの報告です。)...
韓国チンターマニ埋設ミッション報告
3月1日、済州島に午後1時頃に到着したHとPは、バスでホテルを目指しこれから始めるミッションに心が弾んでいました。ホテルは清潔感のある気持ちの良い所で、窓からは韓国一高いハルラサンという山が見えます。飛行機の機内食を食べてお腹がいっぱいの私たちは早速目的地の山房山(サンバンサン)へ出発しました。タクシーで3~40分。遠くから見ると丸みを帯びた可愛らしい山が、近くに行くと溶岩が固まった四角い柱が地面から垂直に何本も立ち、その柱を横切る何本ものヒビの様な筋が。さらに、海からの風も強く荒々しい迫力。ここに「サンバントギ」という女神が昔いたという事です。 埋設ミッション第1回成功。


3月2日

前日に心配していた雨は止んで、気持ちの良い晴天。西帰浦市(ソギポ)という韓国最南端の市に歩いていきました。この日があまりにも気持ちがよく、何処までも行けそうな気がしてふたりともおしゃべりしながら時間も気にせず歩きました。とりあえず海に向かっているつもりでした。ようやく海が見える公園に辿り着き、近くの交差点の角のCOFEEで休憩をして埋設ミッション実施場所をきめました。其れがここです。第二回埋設ミッション成功。


3月3日

素晴しく順調な3日間が続き、今後もこれまでの様な日々が続くことでしょう。メチャクチャ楽しんでミッションを遂行しています。

第三回埋設ミッション成功。

 


3月4日
済州島の最終日。ホテルのチェックアウトを済ませて、周辺を
探索。もちろん埋設場所探しです。人目を気にしながら、それ
となーくなんとなーくを装う私ら。行ったり来たりしていると
雀が3羽芝生をつついていて、そのすぐ隣に雀の5倍ぐらい大...
きい白黒の鳥(H曰くカチという鳥)が2羽が降りて来て仲良く芝
生をつついていて、とてもほっこりした様子に足を止め、その
状態を壊すことのないよう、その近くの茂みの近くに埋設しま
した。きっと「此処に埋めると良いですよ」と知らせてくれた
のかも、という事にしました。第4回埋設成功。


3月5日
釜山は大都市。モノレール・鉄道・地下鉄・長距離バス・タクシー、交通手段が豊富。済州市とは全く違う空気。釜山での最初
のミッションは海東龍宮寺。日曜日なので車も人も多い。ましてこのお寺は観光客でいっぱいです。タクシーの運転手さんは仏教徒らしく、このお寺を好かないと言っていて、ま逆の質素なお寺が良いそうです。
ここに珍しい石像が並んでる所があります。ファーストコンタクトがここであったのではないかと思われる⁉️石像が…。
第5回埋設ミッション成功。

 

3月5日
観光地となった海東龍宮寺の埋設ミッションを終えた後、金井山という所にあるお寺に行きました。ここは大きな石がごろごろと敷地の周りを囲んでいるような所で、タクシーの運転手さんが言っていた、飾り気のない質素なお寺に違いないと思います。
広大な敷地を造るのに大変な労力が費やされただろうと感じました。埋設場所を探して大きな石を渡ったり、落ち葉を踏み分けたりして汗をかきましたが、様々な鳥の声に励まされ、第6回埋設ミッション成功。

3月6日
本日は相変わらず晴天続きの釜山を出て、全羅道の智異山を目指します。バスターミナルに行くと智異山方面直通のバスはすでに出発しており、4時間後に次のバスがあるというので、それを待つより兎に角智異山方面へ行くバスに乗る事にしたのです。ほぼ3時間。そしてバスを乗り継ぐ事に。その時小さなお婆さんが私らと同じ停車場所を叫んで、チケット売り場にいたHの横に急いで寄って来たのです。見ると左腕にギブスを肩から吊っていて足にサンダルを履いていました。Hが優しく「同じ停車場所にご一緒しましょう」と言ってお婆さんの肩に手を掛け、出発ゲートから待っているバスに一緒に乗り込み、私らの席の後ろにお婆さんを座らせて出発となりました。終点のその停車場所に着いた途端、お婆さんが俯きながら小さな声を出して泣いているのです。
驚いた私らは何処か痛いのかと心配して声をかけると、「こんなに優しくしてくれて…」と小さい声で言うのです。思わず私らも涙目になり、Hはお婆さんのギブスの吊りに絡まっている上着を整え、上着のボタンを止めて落ちないようにして一緒にバスを降りたのでした...。目の前にお婆さんが手術を受ける病院があり、「お大事に、お気をつけ下さいね」と見送ったのでした。
「独り暮らしで手が使えないためにサンダルを履いて来たのだろうね。」とHが呟く声に愛がこもっていました。ここからタクシーに乗り換え1時間。運転手さんが教えてくれたお寺に30分間で埋設ミッションを達成しなければなりません。このお寺はシリサンサ(南原 實相寺)という歴史あるお寺です。人影が見えない。風が強い。さっさと第7回埋設ミッション成功。

3月7日
釜山から慶州へ向け出発。済州島に着いた初日に親切な乳母車に少女を連れていたお父さんが、切符の買い方や私らがめざす地下鉄の駅の行き方など説明してくれ、同じ地下鉄に乗りながら慶州への行き方まで心配して、「何か有ったら車で出迎えるので連絡して下さい。」とまで言ってくれた。
埋設ミッションの日定を変更したので、その事を前日に連絡して本日となったのを気しながら、新幹線に乗り込んだ。やっぱ新幹線は速い。昨日の大変さを思い出し、今の状況を満喫することに。到着駅は新慶州。まずこの辺りを見回し近くの麓に第8回埋設ミッション成功。

3月7日

駅前からバスに乗って、石窟庵(ソクラム)のある仏国寺へ1時間弱。仏国寺は山の中。門の前のおじさんに石窟庵への行き方を
聞いて麓の駐車場に戻ってバスに乗る。クネクネ道路を40分。...
そこに大きな釣鐘があるお寺があって、敷地の右端の小さな門をくぐると路が続いてる。ここから徒歩で20分ぐらい。そこからきつい階段の終点が石窟庵なのです。庵の中に本尊仏がガラスの向うに座っており、周囲の壁にレリーフされた人物が横並びに囲っています。ガラス越しなのでよく見えない。しかも撮影禁止。これでは庵の中での埋設は不可能です。庵の外をウロウロしながらなんとか第9回埋設ミッション成功。

3月8日
明日の帰国の前に 、最後のミッションを海雲台(ヘウンデ)で実施。釜山から東南にある美しい海水浴場が有名な所です。地下鉄の駅から10分ぐらい歩いて海岸に着き、白い砂浜に透明感ある美しい青色の海が広がっている。ユリカモメと鳩に用意した餌をそこに居た男の子と一緒にあげて楽しんだりして、暖まった石畳に
座り、暫し休憩。タクシーで満月が美しく観える海月亭(ヘオルジェ オン)の近くまで行き、その周辺の茂みに第10回埋設ミッション成功。